経験を振り返ってもらえるようなかかわり方

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2016年9月29日(木)、第1回キャリアコンサルタント試験の合格発表がありました。今からちょうど2年前、私は国家資格キャリアコンサルタント試験に合格しました。2015年5月から勉強を始め、様々な方から教えてもらったことを、少しづつですが共有したいと思います。

さて、今日はキャリアコンサルタントのかかわりについてご紹介いたします。

キャリアコンサルタントのかかわり方は、一般的なかかわり方とは少し違います。

簡単な逐語録を例に見てみましょう。

※相談者・クライエント(以下CL)、キャリアコンサルタント(以下CC)

CL:新卒で入社して、今の会社で働いているんですが、仕事が嫌になってしまったんです。

↓ 

このあと、どのように関わるか?あなただったらどのように応答しますか?

一般的なかかわり方

①何年ぐらいお勤めですか?

②どのようなお仕事をされているんですか?

③何名ぐらいの職場なんですか?

④どのような人たちとお仕事されているんですか?

⑤上司や同僚には相談されましたか?

上記①から⑤のような応答は、状況確認の質問とか、情報収集の質問等と言われるかもしれません。

私たちキャリアコンサルタントであれば、クライエント中心の質問をすることが多いと思います。

キャリアコンサルタントのかかわり方

CL:新卒で入社して、今の会社で働いているんですが、仕事が嫌になってしまったんです。

CC:今の仕事が嫌になってしまったんですね。

①CC:〇〇さんが仕事を嫌になったきっかけとか、何かありましたか?

②CC:〇〇さんは、どうしてこの仕事が嫌になったんですか?

③CC:今、仕事をしていて、嫌だと感じられるところは、どのあたりでしょうか?

④CC:仕事をしていると、どんな気持ちになられるんですか?

私だったら、いったん、クライエントの気持ちを受け止めた上で、①CCから④CCのような、質問のいづれかをすると思います。そのようなかかわりをすることによって、クライエントの『仕事が嫌になった』気持ちを少しづつ整理していくことができます。

仕事が嫌になったのではなく、実は仕事のやり方に違和感を感じていたとか、職場の人間関係が嫌になったとか、クライエント自身が、本当の問題に気づくことができる場合があります。また、自分自身の考え方や大切にしている価値観に気づき、自ら問題解決の方法を考えることができることがあります。

【受け止め+質問】

ちょっとのかかわり方の違いで、クライエントの様子が変わってきます。不思議なものです。

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