傾聴を妨げるものって?

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キャリアコンサルタント実技試験の面接試験の評価区分の中に『傾聴』が合格基準としてあります。また、ビジネスの場や普段の生活の中でも、傾聴がたいせつとよく言われます。キャリアコンサルタント実技試験の練習で、傾聴することが難しいなあと感じている受験生も多いと思います。私もそう思っていました。傾聴を妨げる要因について考えてみたいと思います。

人事労務用語辞典の解説

「傾聴」とは、カウンセリングやコーチングにおけるコミュニケーションスキルの一つです。人の話をただ聞くのではなく、注意を払って、より深く、丁寧に耳を傾けること。自分の訊きたいことを訊くのではなく、相手が話したいこと、伝えたいことを、受容的・共感的な態度で真摯に“聴く”行為や技法を指します。それによって相手への理解を深めると同時に、相手も自分自身に対する理解を深め、納得のいく判断や結論に到達できるようサポートするのが傾聴のねらいです。(2012/1/16掲載)

傾聴を妨げるものって?

1.同一視 相手と同じ体験があると思うと、相手のことが聴けなくなる。相手のことをわかったつもりになる

2.意見 自分の考えや意見を教えたくなる

3.感情 話された感情に揺さぶられ、自分自身に矢印が向いてしまい聴けなくなる

4.批判 ダメ出ししたくなる

5.推測 自分で勝手に先読みして推測してしまう

6.興味 自分の興味関心のあることだけに注力してしまう

7.先入観 相手が〇〇だから、〇〇だろうと思ってしまう

私はロープレ練習の時、上記のような状態になり、傾聴がおろそかになってしまいました。特に1の「同一視」してしまうことが多かったです。

CL:職場で〇〇のことがあって、本当に困ってしまいました。

クライエントがこのように話された時、私の頭の中で以下のように考えてしまうことが多かったです。

”〇〇のようなことがあったなんて、本当に困っただろうなあ~”

実は、クライエントが困ったと思うことと、私が困ったと思うことは、言葉上は同じ「困った」ですが、違う「困った」かもしれません。

相手の話しをゆっくりゆっくり丁寧に聴くことは、本当に難しいなあと思いました。そこで、私は、相手のことが全くわからないんだと意識して、話しを聴く練習をしました。

その他の傾聴を妨げるものについても、機会があればお伝えしたいと思います。

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